Neverfail Continuity Engine(CE)
予防的で高度な継続的アプリケーションの高可用性を達成
サーバー環境はもちろん、アプリケーションレベルの異変に対応する高度な継続的可用性を確立します。
これまでのバックアップや冗長化の仕組みでは実現できなかった高レベルのアプリケーション可用性を最新の技術で達成
- 数十秒で完璧な精度のスイッチオーバ/フェイルオーバを実現
- 物理、仮想、クラウド等、多様な組み合わせに対応
- 問題解決後のスイッチバック/フェイルバックも容易に実現
利用停止の余地が許されない重要なアプリケーションであっても、従来のバックアップや冗長化の仕組みでは連続稼働を確立できませんでした。
ミッションクリティカルなアプリケーションやサービスが稼働するサーバーを冗長化してもダウンタイムは回避しきれません。
バックアップからの復元は時間がかかります。
仮想環境のフェイルオーバー機能はサーバー環境の異常には対応しても、アプリケーションの停止への対応は自動化されていません。
アプリケーション停止を招く多様な障害イベントの種類
ヒューマンエラー
ネットワーク中断
アプリケーション・サービス、パフォーマンス、アクセス性の不良
ハードウェア障害
OS障害
データセンター障害
ランサムウェア等のマルウェア
災害
データ破壊
Neverfail Continuity Engine(CE) — サーバー環境はもちろん
アプリケーションレベルの異変に対応する高度な継続的可用性を確立
Neverfail CEは、障害をすべて迅速に復旧へと導くというタスクの複雑な性質に対応しています。これらは通常は時間を要し、また間違いも起こりやすい手作業の人的なプロセスです。Neverfail CEのインテリジェンスと編成機能が、通常は手作業に多くの時間を費やして行われる重要アプリケーションの機能停止の主なイベントに対応するための方法を提供します。
機能停止に対するNeverfail CEの対応
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1. 識別
識別とは、アプリケーションがオフラインになった際に、発生した事象内容を理解することです。この場合はヘルプデスクに連絡しトリアージュが実施されます。この時点からすべてのIT部門は、RTO (目標復旧時間) の時間内に作業を終えるべく動き始めます。問題点が確認されてアプリケーションかインフラストラクチャー担当チームにエスカレーションされます。
Neverfail CEはインテリジェントなアプリケーション識別で、システムとアプリケーションの中断がリアルタイムで特定されるようになります。
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2. 解決
この段階では問題点とその機能停止に関わるすべての依存関係が評価されます。ソフトウェア/インフラストラクチャーチームは、ビジネスサービスを復旧するための対応計画を立てます。
Neverfail CEはサービス中断を解決するための適正な手順を割り出します。
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3. フェイルオーバー
これはその対応計画の実施という物理的な行為です。フェイルオーバー、データリカバリー等。
Neverfail CEは30~90秒以内に完璧な精度でフェイルオーバーを実現します。
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4. 復旧
ソフトウェア/インフラストラクチャーの各チームがすべてのシステムを通常の運転状態に戻します。RTOに対する実績時間はシステムが100%復元されて、その機能を取り戻したときに終了になります。
Neverfail CE の利点
サーバー内の障害を検知、プロアクティブに対応し、高可用性を実現
完全自動化でアプリケーションが人的介入なしに利用可能状態に
WAN経由のサイト間レプリケーションの必要帯域のコストと負荷を大幅に削減可能
技術的に洗練されたアプローチでビジネスの継続性を確保
物理、仮想のハード環境にも展開可能でHAおよびDRの運用コストを節約
本番Windows環境をDRに数分で、しかも統合的、透過的にフェールオーバー
DRサイトからデータ消失なく本番Windows環境に迅速・容易なスイッチバック
低コストでクラウド環境での冗長化が可能