
【メインフレームニュースとは】
メインフレームは今なお、グローバルで企業の基盤として高い信頼性や大量のトランザクション処理が求められるシステムで使用されています。1987年の創業以来メインフレームの運用効率化、セキュリティ強化を実現してきた弊社からメインフレーム関連のお役立ち情報をご案内させていただきます。
従来、3270ターミナルに依存してきたメインフレーム開発環境を、Windows ベースの統合開発環境へと進化させる企業が増えています。
JCLplus+ Dev プラグインは、SEA社 のJCLplus+検証およびランタイムシミュレーション技術を、BMC AMI DevX Workbench for Eclipse、IBM Developer for z/OS (IDz)など、あらゆるEclipse ベースの統合開発環境(IDE)に拡張します。
SEA 独自のミドルウェア技術を用いて設計されたこのプラグインにより、開発者はEclipse デスクトップ環境からJCL テストおよび管理サービスを要求・受信できます。
これにより、新しい開発エクスペリエンスが実現し、JCL の保守・サポート業務が簡素化されます。
JCL テストサービスをEclipse ベースのIDE に統合。サポートされるEclipse ベースのIDE には以下が含まれます:
- BMC AMI DevX Workbench for Eclipse
- IBM Developer for z/OS(IDz)
- Micro Focus Enterprise Developer by Open Text
- Eclipse Foundation の Eclipse IDE
- その他の Eclipse 環境
JCLplus+ Dev プラグインにより、開発者は次のメリットを得られます。
- Eclipse やVisual Studio Code 上でのリアルタイムJCL 文法チェックによる生産性向上
- IDE の利便性を活かしたユーザビリティ改善
- バッチジョブ実行前の文法エラー検出による品質確保と運用コスト削減
- JCLplus Remote 機能により、従来の3270環境で行っていた文法チェックを維持しつつ、統合開発環境への移行を円滑に進められます。
(以下の各画像はクリックすると大きく表示されます。)
対象のJCL画面から右クリックでパネルを表示しCheck JCLを選択

ポップアップパネルからチェック対象システムやルールを選択

JCLplus 実行結果を確認

VisualStudioCode による同様の例

SEA社が提供するJCLplus Remoteによるソリューションは、新たにサーバーを立てずに環境構築が可能です。開発環境のモダナイゼーションについてご興味がありましたら、是非弊社営業までお問合せください。
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