ライブラリー管理レポート
貴社システムで以下のような経験をお持ちでしょうか?
- 毎年ディスクを増設しなければならない
- 増設したディスクが直ぐ一杯になる
- 本番業務がディスク不足で障害が発生した
- 現在のディスク使用状況を把握したいが人手不足で手が回らない
上記の状況はディスク内にどのようなデータセットが存在し、どのように利用されているか確認できていないことが予想できます。
すなわちライブラリー管理が充分にできていない事により発生する現象ですが、以下のような課題をお持ちではないでしょうか?
ディスク管理の課題
- 長期的に使われていないデータセットが存在するが実態を把握できていない
- 不要データセットがどの程度存在するのか確認できていない
- ルールを守らないデータセットが存在するのでレポートを作成して警告したい
- 不要データセット整理を手間をかけずに自動化したい
- ディスク整理の効果を予測できない(データがないので説得力に欠ける)
ベンダー標準提供ツールでは必ずしも必要な情報が十分に得られていない場合があり、もっと簡単に必要な情報が入手できれば運用管理の改善に役立てられます。しかし、ディスク内には通常のデータセットの他、GDG、HFSおよびSMS管理のデータセットなど様々な種類のデータセットが存在し、一律には管理しづらい面があること、今更自社でプログラム開発などは希望されないと考えます。
そこで、例えば以下のような情報が簡単に得られれば、運用管理し易くなるのではないでしょうか。
- 過去一年以上も使用されてないデータセット
- ディレクトリ使用率が90%以上のPDS
- スペース使用率が90%以上のデータセット
- 二次スペースを指定していないデータセット
- 未使用スペースが80%以上あるデータセット
- SMS管理下のデータセット
- SMSデータクラス、管理クラス、ストレージクラスのデータセット
- RACF保護されていないデータセット
- 世代データ(GDG)のデータセット
- 複数ボリュームに跨って割り当てられているデータセット
- 12以上のエクステントを持つデータセット
- マスターカタログや特定のユーザーカタログに登録されているデータセット等々
Fast DataSet Organizer (FDSO)
FDSOは、データセット管理、カタログ管理、およびDASD環境全体の報告機能を備えた統合プラットフォーム・ツールで、以下の使い方が可能です。
- データセット保守に最適:データセット編成方式に依存しない
- 非排他型のデフラグ:無駄なデッドスペースを再利用
- 標準化の実施:ネーミング、サイズ、配置、使用率等の情報収集向け標準ツール
- 企業全体のPDS管理:検査、コンプレスおよびディレクトリブロックの最適化
- カタログとボリューム保守:広範囲なカタログエラーチェックと診断
- 包括的で読みやすいレポート:標準およびカスタムレポートやCSV形式ファイル
詳しく知りたい、という方はお気軽にお問合せ下さい。