“The Benefits of Auto Pentesting and Validating Web APIs” Nov 15, 2024 by Ridge Security Marketing より
Web APIのセキュリティ検証と自動ペンテストは、APIの開発と運用において重要です。
これにより、Web APIが期待される機能性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を満たしているかを確認し、安全かつ効率的でコスト効果の高い運用を実現できます。Web APIテストは、サーバーがAPIを通じて受け取るデータが有効で期待通り、かつ安全であることを、サーバーが処理を始める前に確認する実践的な入力検証です。
Web APIのペンテストと検証では、以下のような異なるタイプの入力をどのように処理するかをチェックし、検証します:
- 適正な入力:正しい形式のデータを受け入れるかを確認します。
- 無効な入力:誤ったデータ形式や許容範囲外の値を拒否、または安全に処理するかを確認します。
- 境界ケース:許容範囲の端にある入力に対する適切に応答を確認します。
- 悪意のある入力:SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティング(XSS)などの攻撃手法を用いて脆弱性を検証します。
これらのシナリオをテストし検証することで、デジタルインフラや資産をセキュリティ脆弱性から保護し、Web APIが予測可能に動作し、不適切なデータ入力や悪意のある入力によってクラッシュしたり、誤った応答を返したりしないようにします。
自動ペンテストを導入することで、迅速かつ頻繁にテストを実施でき、更新中のWeb APIのセキュリティを確保することが可能です。また、CI/CDパイプライン(訳注:継続的インテグレーション, Continuous Integrationと継続的デリバリー/デプロイ, Continuous Delivery/Deployment を組み合わせた仕組みでソフトウェア開発からリリースまでのプロセスを効率化する流れ)にセキュリティチェックを組み込むことで、ペンテストを継続的に実施できます。
開発プロセスの早い段階で自動テストを組み込むことで、脆弱性が発見された際に手戻りのコストが抑えられ、修正が容易になります。検出された脆弱性に対する即時フィードバックにより、開発者はWeb APIが本番環境に移行する前にセキュリティ上の欠陥に対処できます。
自動ペンテストとセキュリティ検証は、大量のWeb APIや複雑なマイクロサービスアーキテクチャにも容易に対応できるスケーラビリティを備えています。また、人為的な見落としや疲労等によるミスのリスクを排除し、厳密かつ一貫したテストの実施を可能にします。自動ペンテストは、脆弱性が悪用される前に弱点を特定するため、攻撃対象領域を減らし、侵害リスクを低減します。
RidgeBot®は、Web APIを含むサイバー脅威に対抗するための戦略的なパートナーです。RidgeBot®についてさらに詳しく知り、サイバーセキュリティの強化を今すぐ始めましょう。