RidgeSphereとRidgeBot 5.3のリリース:RidgeBot向け集中管理プラットフォームのご紹介

RidgeSphereとRidgeBot5.3のリリース

Ridge Security社2025年4月30日配信リリースより

2025年4月、Ridge Security社は、RidgeBot®環境の統合的な運用・管理を可能にする新しい集中型マルチテナント管理プラットフォーム、RidgeSphere のリリースを発表しました。

RidgeSphereは、複数のRidgeBot®導入環境を一元的に監視・制御するために設計されており、CTEM(継続的脅威露出管理)サービスを提供するMSSP(マネージド・セキュリティ・サービスプロバイダー)や、複数部門にまたがる大規模なRidgeBot®展開を管理する大規模な企業組織にとって、極めて有効なソリューションとなります。

現在、CTEMへの関心が高まる中、MSSPやエンタープライズ企業では、以下のような課題が顕在化しています。

  • 各クライアントや部門へのRidgeBot®導入・管理が手動で煩雑になりがち
  • 部門やテナントを横断した脅威傾向の可視化が困難
  • ライセンス情報の分散により、サービス全体のスケーラビリティに制約が生じる

RidgeSphereは、こうしたオフェンシブセキュリティ運用のボトルネックを解消し、セキュリティサービスの質と効率を大きく向上させる基盤となります。

なお、RidgeSphereの利用には、RidgeBot®バージョン5.3以降が必要です。

RidgeSphereの主な特長
  • マルチテナント管理機能:クライアントごとに独立したテナント環境を提供し、それぞれに対してロールベースのアクセス制御を適用可能。MSSPの運用効率を飛躍的に高めます。
  • ライセンスとデプロイメントの自動化:各テナントへのRidgeBot®の配布状況やライセンス利用状況をリアルタイムで可視化・追跡でき、手動のスプレッドシート管理を不要にします。
  • API統合:SIEMやチケッティングシステム、コンプライアンス管理ツールなど、既存のセキュリティスタックとのシームレスな連携が可能です。
  • 統合ダッシュボード:複数のクライアントにまたがるペネトレーションテストや侵害シミュレーション結果の一元管理と、成果の報告・可視化が容易になります。
MSSPにとっての価値:業務効率化と収益化を同時に実現

RidgeSphereは、MSSPにとって既存の業務上の課題をビジネスチャンスに変える革新的な仕組みを提供します。

  • クライアント環境の一括管理(ログイン切替の手間を解消)
  • 各テナントのライセンス状況をリアルタイムで追跡(台帳不要)
  • 攻撃シナリオの自動実行・結果収集を活用したアップセル支援(例:侵害シミュレーションの提案)

貴社のセキュリティ強化を支援する、RidgeBot®のご紹介もご覧ください。

RidgeBot®について、もっと詳しく

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする